プロミス申込で、年収には手取り総額を書けばよいのですか?

初めてのローンカードを持とうと思っています。キャッシングについては未経験者です。申込みは、インターネットでやろうと思いますが、不慣れというか常識知らずというか、記入欄になにを書いていいのかよくわかりません。僕は電気関係の技術者ですが、会社では部品の発注伝票ですら事務担当の人が書いてくれるので、お金関係の手続きが本当に苦手です。我ながらちょっと甘やかされ過ぎているようです。

プロミスのローンカードに申込みます。きっと質問の内容は常識的なものでお恥ずかしいのですが、お教えいただければ幸いです。質問は2つです。ローンカードの申込に年収の記入欄があるのですが、ここには、毎月の手取り額を1年分合計した値を書けばよいのでしょうか?パソコンを分割払いで購入しているのですが、他社からの借入金額の記入欄には、分割払いの残高を記入すればよいのでしょうか?

プロミス申込の年収欄には賞与も含んだ税込み年収を記入します

プロミスに申込む申込書の年収欄には、ボーナスも含んだ税込み年収を記入します。会社勤めであれば、通常は、一番新しい源泉徴収票の『支給金額』欄の値を記入します。これはプロミス以外の消費者金融でも同じです。『給与所得控除後の金額』欄の額ではありませんので注意してください。

勤続年数が1年未満で、源泉徴収票がない場合などは、現在の月収を元に1年分の収入を税込みで計算してそれを記入します。この場合もボーナス込みの額です。年収の欄に実際よりも低い金額を書いてしまうと損することになります。ローンカードの審査では、特に年収が重視されます。年収を低く申告してしまえば、通るはずの審査に通らなくなったり、利用限度額が低くなってしまったりします。

次に、『他社からの借入金額』欄の記入についてですが、ここには、消費者金融系や信販系などの金融機関からのキャッシング残高を記入します。なので、パソコンの分割払いの残高を入れる必要はありません。住宅ローンや車のローンについても対象外です。『他社からの借入金額』欄についても、余分な額を含めて記入してしまうと損することになります。年収を低く申告してしまうのと同様です。

『他社からの借入金額』は、ローン審査で、総量規制のチェックに使われます。総量規制というのは、貸金業者に対する規制で、年収の3分の1を超える貸出をしてはいけないというものです。貸金業者全体の貸出が、超えないようにしなければならないので、そのチェックに『他社からの借入金額』が必要になります。

ちなみに、『他社からの借入金額』があると審査に不利だと考えて隠してしまったりするのは得策ではありません。消費者金融系、信販系、銀行系それぞれの金融機関では、貸出残高を含む信用情報をある程度共有しているので、独自に『他社からの借入金額』を検索することができます。

もし、検索された『他社からの借入金額』と申込書に記入された『他社からの借入金額』が大きく違っていれば、隠したことがすぐにバレてしまします。この場合、記入内容の信用がなくなり、審査にはかえって不利になってしまいます。

【参考ページはこちら】
プロミスとディックならどっちがおすすめ?

プロミスの審査は手取り年収が多いほうが有利になる

プロミスでキャッシングを利用したいと思うなら、まず申し込み条件をクリアする必要があります。プロミスの申込み条件については、公式ホームページを見ればわかります。そこには次のように申し込み条件が説明されています。

一つは、「年齢20?69歳のご本人に安定した収入のある方」です。これには年収、手取りの大きさが関係してきます。もう一つの条件は、「主婦や学生でも、パート・アルバイトなどで安定した収入がある場合は利用可能」ということです。つまり、収入の安定性が求められることになります。(こちらもご参考に→主婦がプロミスで借りる時に注意するべきこと

さて、実際にプロミスに申し込みを行うと、上記以外の点も審査されることになります。それらは申込者の属性についての審査ですが、申込者の返済能力を知るためのチェックになります。属性で審査されるのは、年齢、年収、家族構成、勤務先、勤務年数、居住形態、住所などです。年齢は条件に20?69歳までの幅がありますが、審査に通りやすい人は30歳前後の働き盛りの年齢です。

年収は、もちろん大いに越したことはありません。400万円以上あることが理想ですが、多いほど審査は有利になります。また、年収が多いと利用限度額も大きくなる利点があります。プロミスは総量規制の対象になりますので、年収によって利用限度額が左右されます。

居住形態については、持ち家のほうが評価が高くなりますが、ローンがたくさん残ってる場合はかえって評価が低くなります。持ち家に住んでいて、なおかつローンがないことが理想でしょう。

勤務先は、規模の大きい会社や経営の安定性が認められるところは評価が高くなります。大企業や公務員は有利ですが、自営業者などは不利になります。家族構成については、子供を多く抱える場合は、返済意識があると判断されることもありますが、出費が多いと判断されて評価が低くなることもあります。
(⇒プロミスの審査と職業の関係を教えて!

これらに加えて、過去の借入状況なども審査されることになります。個人の信用情報は個人信用情報機関から得ることができますが、過去に債務整理を行った履歴がある場合は、評価が低くなります。

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