プロミスとレイクの審査を比較するとどちらが甘めと言えますか?

自営業者の47歳の男性です。機械用金型部品の輸入とメンテナンスをしている会社を経営しています。従業員は10人ほどです。輸入取引先は、チェコのプレス機械部品メーカです。

来月末に取引先との契約更新を兼ねてチェコに主張する予定です。そこで主張費用をプロミスかレイクで借りようと考えているのですが、プロミスとレイクの審査を比較するとどちらが甘めで借り易いのでしょうか?

審査についてはプロミスもレイクも大差ない

結論から先に言うと、プロミスの審査もレイクの審査も、そんなに大きな違いは無いと言ってよいのです。なぜなら、プロミスの審査でもレイクの審査でも、まず重視されるのは継続した一定の安定収入の有無だからです。

つまり、無職で無収入だとプロミスでもレイクでも審査に通りません。他方で、安定収入さえあれば、アルバイトでもパートでも、日雇い派遣でも契約社員でも、自営業者であってもプロミスでもレイクでも審査に通ってお金を借りることは可能なのです。

そして、その上で双方の審査の違いを強いて挙げるとすれば、審査対象となる項目に対してどれだけ柔軟な姿勢で対処するのかと言うことになるのです。プロミスでは信用情報機関の与信情報の内容を重視します。

またレイクでも信用情報機関の与信情報を重く見ます。そして、借入件数や借入額について、各々の基準をクリアできない場合に審査に落とされるのです。この各々の審査基準については、プロミスでもレイクでも公表していません。

さらに言えば、金融ブラックである場合には、原則としてプロミスでもレイクでも融資を断られます。が、プロミスでもレイクでも場合によっては審査に通すこともあるのです。そして、金融ブラックであっても審査に通す条件は両社とも公表していません。

加えて、年収・勤続年数・勤め先・職業・居住形態等の個人属性に関するスコアリング評価をプロミスでもレイクでも審査で行います。その場合に、プロミスでは審査に引っ掛かる属性の低さが、レイクの場合には審査に引っ掛からないといったことも多々あるのです。

そして、この点に関する個人属性の審査基準も公表していません。以上の事から言えるのは、プロミスでもレイクでも共に審査で調べる対象項目には大差はないということでしょう。

そして、両社の審査に仮に差異が認められるとしたら、各々の審査項目に対してどのくらい柔軟に審査するのかといった点になると思われるのです。それゆえ、プロミスとレイクの審査では、どちらが甘いとは明確に言い切れません。(こちらもご参考に→プロミスやレイクなどの消費者金融の違いって?

双方の口コミ情報を観れば、「プロミスの審査に落ちたがレイクの審査なら通った」との口コミ情報が認められる一方で、その逆の利用体験談も散見できるのです。その事から、審査の甘さや厳しさで選ぶのであれば、プロミスもレイクも共に審査は甘いと言えますし、他方でプロミスもレイクも共に審査は厳しめですとも言えてしまうのです。

が、銀行の審査に比べれば、プロミスとレイクの審査は甘いと言ってよいでしょうね…。

年収の低い人は審査をどちらに出すか。プロミスとレイク比較

同じカードローンでも、プロミスとレイクでは、審査の基準や過程がまったく違います。なぜならば、プロミスは消費者金融であり、レイクは銀行だからです。管轄される法律が、貸金業規制法と銀行法と、異なっているからです。

まずはプロミスですが、消費者金融である以上は、総量規制というルールから逃れることはできません。総量規制とは、本人の年収の3分の1までしか貸し付けることはできない、といったルールです。一時は天下の悪法とされましたが、見方を変えれば、アルバイトやパートなどの年収が低い人でも、その年収の3分の1まではローンを組めるということにもなります。今ではそのメリットを享受している人もたくさんいます。

一方、レイクですが、こちらは銀行の商品名です。新生銀行が発行しているカードローンのことです。かつては消費者金融の名前として知られましたが、2011年には新生銀行から完全買収されて、現在ではカードローンの名前として残るだけとなりました。銀行法のもとでは、年収の基準がありません。よって、理論的には年収を超える額まで貸付が可能ということになります。実際に、銀行が扱う住宅ローンなどは、明らかに年収の額をオーバーする金額を貸し付けています。

消費者金融と銀行とでは、融資の条件は同じようなものであるものの、実際には消費者金融のほうが借りやすいという現実もあります。よって、収入の少ない人は、消費者金融に審査を申し込むのが現実的です。銀行だと、申し込みは受付けても、審査で落とされる可能性があります。

ちなみに、プロミスとレイクは、消費者金融系と銀行系の、それぞれ「借りやすさナンバーワン」として有名です。立場は違っても、ライバルとして意識していることに間違いありません。その証拠に、プロミスの看板キャンペーンである30日間無利息は、レイクでも行っているからです。全く同じ30日間無利息です。しかも、他の消費者金融や銀行は、類似のことはどこも行っていません。
明らかにこの2社はライバル関係にあると考えられます。

【参考ページはこちら】
プロミスとエポス、どっちが返済しやすい?

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